RULE

3種目のルールと判定

スクワット、ベンチプレス、デッドリフトの動作と主な判定点を、図を見ながら確認できます。

国際パワーリフティング連盟(IPF)の競技規則と、公益社団法人日本パワーリフティング協会(JPA)の国内ルールをもとに説明します。

スクワット

スクワットの深さ:股関節側と膝上面を比べる

股関節側の大腿上面は、膝上面より低くなっていますか?

一般的な生成イメージに、編集可能な注釈を重ねた独自の解説図です。

図は理解の補助です。この判定点だけで試技全体の成否は決まりません。正確な条件は本文と公式資料を確認してください。

図で確認する順番

  1. 膝上面の基準点を決める。
  2. 股関節側の大腿上面の基準点を決める。
  3. 2点の上下関係を横から比較する。

この判定点の見方

条件を満たす
股関節側の大腿上面が膝上面より低い。
条件を満たさない
股関節側の大腿上面が膝上面と同じ高さ、またはそれより高い。

セットアップと持ち方

試技の前後に確認したい判定点も、図を開いたまま比べられます。

スクワットのバー位置:ハイバーとローバーを反則扱いしない

バーは肩に水平に置かれ、三角筋後部の高さより低くなっていませんか?

高い位置

いわゆるハイバー。バーは肩に水平に置く。

低い位置

いわゆるローバーも、三角筋後部より低くなければ可。

低すぎる位置

三角筋後部の高さより下へ置かない。

一般的な生成イメージに、編集可能な注釈を重ねた独自の解説図です。
条件を満たす
バーを両肩に水平に保持し、三角筋後部の高さより低くない位置に置く。
条件を満たさない
バーが三角筋後部の高さより低い位置にある。
条文と確認手順を見る

スクワットの手:親指を巻くかより、接触を保つ

手、親指、指はバーに接触したままですか?

親指を巻く

親指を巻き、手と指をバーへ接触させる。

親指を巻かない

親指を巻かなくても、接触を保てば可。

接触が離れる

手、親指、指のいずれかをバーから離さない。

一般的な生成イメージに、編集可能な注釈を重ねた独自の解説図です。
条件を満たす
親指を巻く場合も巻かない場合も、手、親指、指をバーへ完全に接触させ続ける。
条件を満たさない
手、親指、または指がバーから離れる。
条文と確認手順を見る

スクワットで使う言葉

スクワットの合図

開始は腕を下げながら「スクワット」、完了は腕を後方へ動かしながら「ラック」です。

合図の流れ
  1. 膝を伸ばした開始姿勢で静止

    合図スクワット

    次に:しゃがみ、立ち上がる

  2. 立ち上がって膝を伸ばし静止

    合図ラック

    次に:バーをラックへ戻す

合図がある段階では、合図を待ってから次の動作へ移ります。

確認するときの注意:開始姿勢と終了姿勢で静止し、チーフレフリーの合図を待ちます。開始または完了の合図に従わないことは失敗理由です。

パワーリフティング:日本での反映 反映済み

公式資料の該当箇所を確認する
情報を確認した日:
この種目の公式資料と確認状況

公式資料で確認済み。情報を確認した日:

ベンチプレス

ベンチプレスの深さ:肘下側と肩上面を左右で比べる

バーを胸または腹部まで下ろした時、両肘の下側は、それぞれの肩関節上面と同じ高さ以下ですか?

一般的な生成イメージに、編集可能な注釈を重ねた独自の解説図です。

図は理解の補助です。この判定点だけで試技全体の成否は決まりません。正確な条件は本文と公式資料を確認してください。

図で確認する順番

  1. 左肩上面と左肘下側を比較する。
  2. 右肩上面と右肘下側を比較する。
  3. 左右両方が条件を満たすか確認する。

この判定点の見方

条件を満たす
左右両方の肘関節の下側が、それぞれの肩関節上面と同じ高さか、それより低い。
条件を満たさない
片側でも肘関節の下側が、対応する肩関節上面より高い。

セットアップと持ち方

試技の前後に確認したい判定点も、図を開いたまま比べられます。

ベンチプレスの手:親指を巻いて握る

親指をバーへ巻き、すべての指で完全に握っていますか?

サムアラウンド

親指をバーへ巻き、すべての指で握る。

サムレス

親指を巻かない握り方は使わない。

リバースグリップ

手のひらを反対へ向けた握り方は使わない。

一般的な生成イメージに、編集可能な注釈を重ねた独自の解説図です。
条件を満たす
親指をバーへ巻き、手、親指、すべての指でバーを完全に握る。
条件を満たさない
親指を巻かないサムレスグリップ、または手の向きを反対にしたリバースグリップを使う。
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ベンチプレスの握り幅:人差し指間は最大81cm

左右の人差し指は81cmマークより内側、またはマークに接触していますか?

ベンチプレスバーの左右の81cmマークと人差し指の位置を、最大幅以内の例とマーク外側の失敗例で比較する独自SVG図。 81cm以内 可 人差し指間 最大81cm マークより外側 不可 人差し指が81cmマークの外
オリジナル解説図(公式図版の複製ではありません)
条件を満たす
左右の人差し指間を81cm以内にし、最大幅では両方の人差し指全体を81cmマークへ接触させる。
条件を満たさない
人差し指が81cmマークより外側にあり、左右の人差し指間が81cmを超える。
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ベンチプレスの接触:頭・肩・臀部・足裏

頭、両肩、臀部、両足裏の接触を保っていますか?

一般的な生成イメージに、編集可能な注釈を重ねた独自の解説図です。
条件を満たす
頭、両肩、臀部をベンチ台へ接触させ、両足裏を床または足台へ水平に接触させた姿勢を保つ。
条件を満たさない
試技中に頭、肩、臀部がベンチ台から浮く、または足裏が床や足台へ水平に接触していない。
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ベンチプレスで使う言葉

ベンチプレスの合図

開始は腕を下げながら「スタート」、胸または腹部上で静止後に「プレス」、完了は腕を後方へ動かしながら「ラック」です。

合図の流れ
  1. 肘を伸ばした開始姿勢で静止

    合図スタート

    次に:バーを胸または腹部へ下ろす

  2. 胸または腹部上でバーを静止

    合図プレス

    次に:バーを押し上げる

  3. 両肘を伸ばした終了姿勢で静止

    合図ラック

    次に:バーをラックへ戻す

合図がある段階では、合図を待ってから次の動作へ移ります。

確認するときの注意:開始姿勢、バーの静止、肘を伸ばした終了姿勢の各段階で合図を待ちます。合図に従わないことは失敗理由です。

ベンチプレス(単独):日本での反映 反映済み/パワーリフティング:日本での反映 反映済み

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シングルリフト・ベンチプレス

ベンチプレスだけで構成する単種目競技です。

確認するときの注意:三種目競技のベンチプレスと基本ルールは共通ですが、第三試技の重量変更など単種目競技固有の扱いがあります。

ベンチプレス(単独):日本での反映 反映済み

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この種目の公式資料と確認状況

公式資料で確認済み。情報を確認した日:

デッドリフト

デッドリフトの完了姿勢:膝と肩の前側を確認する

最終姿勢で膝は完全に伸び、肩の前側はバーの垂直線より後ろにありますか?

横向きの選手が膝を伸ばして直立し、肩の前側がバーの垂直線より後ろにあるデッドリフトの成功例。 成功例

膝と肩の位置を満たす

膝を伸ばし、肩の前側がバーの垂直線より後ろにある。

人物とバーの位置を成功例にそろえ、膝だけが曲がっているデッドリフトの失敗例。 失敗例 1

膝が伸び切っていない

肩の位置とは別に、膝が曲がったままなら完了姿勢にならない。

人物とバーの位置を成功例にそろえ、膝は伸びているが肩の前側がバーの垂直線より前にあるデッドリフトの失敗例。 失敗例 2

肩の前側が線より前

膝が伸びていても、肩の前側がバーの垂直線より後ろに来なければ完了姿勢にならない。

一般的な生成イメージに、編集可能な注釈を重ねた独自の解説図です。

図は理解の補助です。この判定点だけで試技全体の成否は決まりません。正確な条件は本文と公式資料を確認してください。

図で確認する順番

  1. 両膝が完全に伸びているか確認する。
  2. バーの位置から垂直線を引く。
  3. 三角筋の前部束(肩の筋肉の前側)が垂直線より後ろにあるか確認する。

この判定点の見方

条件を満たす
膝を完全に伸ばし、三角筋の前部束(肩の筋肉の前側)がバーの垂直延長線より後ろにある姿勢で静止する。
条件を満たさない
膝が伸び切らない、直立した完了姿勢にならない、または三角筋の前部束(肩の筋肉の前側)がバーの垂直延長線より後ろに来ない。

バーを安全に戻す

試技の前後に確認したい判定点も、図を開いたまま比べられます。

デッドリフトの降ろし方:両手で床までコントロールする

ダウンの合図後も、両手でバーをプラットフォームまで戻していますか?

完了姿勢

完了姿勢でダウンの合図を待つ。

両手で下降

合図後も両手でバーを保持する。

着床まで保持

プレートが床へ戻るまでコントロールする。

一般的な生成イメージに、編集可能な注釈を重ねた独自の解説図です。
条件を満たす
ダウンの合図後も両手でバーを保持し、プラットフォームへ戻るまでコントロールする。
条件を満たさない
バーがプラットフォームへ戻る前に手のひらから離し、両手でのコントロールを失う。
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デッドリフトで使う言葉

デッドリフトの合図

開始合図はなく、完了時に腕を下げながら「ダウン」の合図が出ます。

合図の流れ
  1. 開始の合図はありません

    開始自分のタイミング

    次に:バーを挙上する

  2. 膝と肩の完了姿勢で静止

    合図ダウン

    次に:両手でバーを床まで戻す

合図がある段階では、合図を待ってから次の動作へ移ります。

確認するときの注意:バーが静止し、明らかな完了姿勢になるまで合図は出ません。合図より前にバーを下ろす、または両手で制御せず戻すことは失敗理由です。

パワーリフティング:日本での反映 反映済み

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この種目の公式資料と確認状況

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BASICS

3種目に共通する言葉

種目の合図とは分け、競技区分や判定など3種目を読むときに共通して使う言葉だけをまとめています。

クラシック(ノーギア)

非サポーティブのシングレットを用いる指定競技区分です。

確認するときの注意:クラシック区分ではサポーティブスーツやシャツを着用できません。非サポーティブのシングレットはエクイップ大会でも着用できるため、着用品だけでは競技区分を判断できません。

ベンチプレス(単独):日本での反映 一部反映/パワーリフティング:日本での反映 一部反映

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エクイップ(フルギア)

承認されたサポーティブスーツやシャツ等を使用できる指定競技区分です。

確認するときの注意:サポーティブ用具はエクイップ指定競技だけで使用できます。一方、エクイップ大会でも非サポーティブのシングレットを選べるため、サポーティブスーツの着用自体が必須という意味ではありません。

ベンチプレス(単独):日本での反映 一部反映/パワーリフティング:日本での反映 一部反映

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good lift(成功)

審判の判定で有効となった試技です。

確認するときの注意:判定装置では白色灯で示します。赤色灯のno liftは有効試技に数えず、判定後に失敗理由が示されます。

ベンチプレス(単独):日本での反映 反映済み/パワーリフティング:日本での反映 反映済み

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no lift(失敗)

審判の判定で無効となった試技です。

確認するときの注意:判定装置では赤色灯で示し、その後に失敗理由が示されます。白色灯のgood liftは有効試技として扱います。

ベンチプレス(単独):日本での反映 反映済み/パワーリフティング:日本での反映 反映済み

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パワーリフティング

スクワット、ベンチプレス、デッドリフトをこの順で行い、各種目の最良有効試技を合計する三種目競技です。

確認するときの注意:各種目は3試技です。ベンチプレスだけを行うシングルリフト競技とは区別します。

パワーリフティング:日本での反映 反映済み

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ラウンドシステム

各リフターが第一・第二・第三試技を、それぞれ第一・第二・第三ラウンドで行う進行方式です。

確認するときの注意:同一ラウンドでは申請重量の軽い順、同重量ならロット番号順です。通常の失敗後は次ラウンドまで待ちますが、重量設定や補助のミス等では再試技があります。

ベンチプレス(単独):日本での反映 一部反映/パワーリフティング:日本での反映 一部反映

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